ローリング・ストーンズというバンドが転がりだしてから、もうすぐ50年が経とうとしている。半世紀も進化し続けるモンスター・バンドは、ローリング・ストーンズをおいて他にはないだろう。多少のメンバーチェンジや脱退はありながらも、一度も解散をせずに常に第一線で活躍し続ける、まさにロックの王様だ。黒人音楽であるブルースをルーツにする彼らだが、その方向性は単なるブルースやロカビリーというジャンルにとどまらず、楽曲にはサイケデリック、パンク、ディスコミュージック、レゲエ、ジャズなどさまざまな音楽要素を取り入れ進化をしつづけている。新風の音楽ムーブメントや新世代のミュージシャンたちの追随もどこ吹く風、ストーンズはまるで傍観者のごとく自らのスタンスを崩す事無くその『王道』を歩いている。同世代のビートルズが過去の伝説となった今も、ストーンズは圧倒的な存在感でステージに立ち輝きつづけている。そしてこれからも、転がり続ける石はさらに磨きがかかってダイアモンドのように永遠に輝きつづけるのだろう。 |